ニュース&お知らせ

News Information

元日は初日の出が見られそうです!

  • 2021年 12月 29日

さて、今年も残すところあと2日となりました。その年末の気象についてですが、明日30日(木)から再び強い寒気が南下して、荒れそうです。でも、新年明けてからは、2日までは穏やかに晴れそうです。

まず、明日30日(木)は、気圧の谷が通過して、上空の強い寒気が南下し、冬型の気圧配置となる見込みです。お天気は良いのですが、朝晩はさらに冷え込むでしょう。

風は、上空の強い寒気による西〜南西寄りの風が朝から強く、場所によっては20m/s以上吹くかもしれません。海では大荒れとなりそうです。波も高まるでしょう。

31日(金)大晦日は、さらに冬型の気圧配置が強まり、西寄りの風が沖合では強く吹き続け、沿岸近くでも、午前中を中心に強く吹き続けるでしょう。ただし、午後になると北寄りの風に変わってきそうですが、強く吹くでしょう。

新年2022年元旦は、冬型の気圧配置は続くものの、午後以降は次第に緩んできそうです。風は、朝のうちは北東寄りの風が弱く、日中は南〜南西寄りに変わりそうですが、強まることはないでしょう。

朝からお天気も良く、朝晩の冷え込みは厳しそうですが、日中は日差しが優しく暖かく、元日のBBQなどのお正月イベントは、穏やかなお天気のもと、楽しめるでしょう。また、初日の出も今のところ、綺麗に見えると思われます。

2日(日)は、冬型の気圧配置は緩み、高気圧に覆われてきそうです。朝のうちは北〜北東寄りの風が弱く、日中は弱い南〜南西寄りの風が吹く程度でしょう。ただし、夕方以降は、新たに西から近づく気圧の谷の影響で次第に雲が多くなってきそうです。

3日(月)は、気圧の谷が抜けて冬型の気圧配置となる見込みです。未明までは西寄りの風が強いですが、朝には北〜北東寄りに変わり、日中は南東〜南寄りに変わりそうですが、あまり強まることはないでしょう。ただし、夜になると再び西〜南西寄りの風が強まってきそうです。

 

年末から年始にかけては、東京湾や相模湾の沖では西寄りの風が強く吹き続け、波も高く続きそうなので、十分な注意が必要です。安全には気をつけて、素敵な年末年始をお過ごしください。それでは、良いお年を!

 

12月29日(水)午後6時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士