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18日(日)と19日(月)は南寄りの風が続きそう!

  • 2022年 09月 15日

今週末の3連休の気象情報について解説いたします。

17日(土)は、大型の台風14号が奄美群島付近へ接近・通過し、関東地方は高気圧に覆われるものの、湿った空気が入り込み、雲の多い1日となりそうです。

風は、午前中は北東寄りの風が弱く、午後からは南東寄りの風に変わりつつ、5〜6m/s程度吹きそうです。

また、東京湾では、大きくはないものの、台風14号からの周期の長い南寄りのうねりが入り出すでしょう。

18日(日)〜19日(月)にかけては、台風14号が九州へ再接近、もしくは上陸する可能性があり、ゆっくりと進路を北〜北東よりへ変え、本州へ進んでくる見込みです。

関東地方では、台風からの暖かく湿った空気が入り込み、大気の状態は不安定となり、雲が多く、突然の雨や雷雨などの注意が必要です。

風も18日(日)は南東〜南寄りの風が、また19日(月)は南〜南西寄りの風が7〜9m/s程度吹き続け、台風14号からの南〜南西寄りのうねりがさらに強まってくるでしょう。

 

なお、日本の気象庁とヨーロッパの欧州中期予報センター(ECMWF)の台風予想進路についてはほぼ似ており、米軍と弊社(ISLNDS WATCH)の台風の予想進路については、日本の気象庁よりも少し遅れて北東寄りへ進路を変え、本州付近を進んでいく予報となっています。どちらの方が精度が良く、当たっているかどうかについてはなんとも言えず、その時によってどちらかが当たっていたり、外れていたりしているので、今回もまだわかりません。

 

ただし、前回の台風11号の時などは、米軍や弊社のISLANDS WATCHの方が実際に近い進路を進んでいたことを考えると、今回もそうなる可能性はあります。

いずれにしても、世界ではさまざまな台風の予想が出されているので、その都度合わせて見て、総合的に判断するしかないと思われます。

台風の動きによっては、どの予想も外れていることも考えられるので、今後の台風情報には注意が必要です。

9月15日(木)午後6時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士